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STAFF VOICE 02 人を知る

自分の研究したことが
製品化される喜びは
何ものにも代えがたいです。

陽進堂 研究開発部門 原薬開発部 原薬開発課 2015年入社
富山大学大学院 薬学系 卒業

業務内容

原薬の工業的製法を
開発しています。

ジェネリック医薬品の原薬について、工業的製法の研究開発を行っています。原薬とは医薬品の有効成分のことで、主に化学合成により製造されますが、工業的なスケールや設備で製造できるような反応条件や操作を研究しています。原薬の品質を、適切に評価するための試験方法の開発も手掛けます。また、原薬の製造方法などを国へ登録申請する業務にも携わっています。

やりがい

原薬が医薬品として
完成する喜びは格別。

自分の研究したことが製品化される達成感は大きいです。陽進堂では原薬から製剤まで一貫して研究開発を行っています。私が直接開発を担うのは原薬の部分だけではありますが、原薬として製品化するのみでなく、自社内で製剤化もされ医薬品として完成するまでを見届けられることに大きな喜びを感じます。

大切にしていること

品質と環境への
負荷を第一に考える。

医薬品は人の体の中に取り込まれるものです。品質の向上のため、化学合成する際に不純物が発生しにくい反応条件を見つけたり、効果的な精製方法を見つけたりできるように努力しています。品質以外にも安全性、コスト、生産性、法規制、環境負荷などを考慮する必要があります。目的の化合物だけでなく、廃棄物へも配慮した製法の開発を目指しています。

就活生へ一言

自分の専門に執着せず、視野を広く。

自分が専門として学んできたことを仕事にしたいという人は多いと思いますが、専門とは
異なる分野の仕事に携わることも多いです。しかし、よい製品の開発はいろいろな知識や
バックグラウンドを持った人達が議論することで実現します。陽進堂で一緒に仕事ができ
た暁には、自分の得意・専門にとらわれず、視野を広く持って仕事に取り組んで欲しいと
思います。